今回ご紹介するお店は、思わず“おもしろい!”と笑ってしまうカジュアルフレンチレストランです。今まで、さまざまなジャンルのお店で料理をいただいてきましたが、こんなに“料理に夢中になる”お店は初めてでした。味が想像できない見た目、説明を聞いてもおいしいのか判断できない組み合わせ、口の中に広がるさまざまな味と食感、混ざり合うことでおいしさがどんどん増していく驚き、気がつくと無言で料理に集中してしまっています。こんな感覚味わったことありますか?お店を出たときの感想は「たのしかったね!」でした。
基本情報
おすすめメニュー【おまかせランチコース】
・ 鯛 カインチュア
鯛のベニエはサクサクで、甘酸っぱいパイナップルソースが爽やかな味わい。
“カインチュア”とは・・・
ベトナム料理の一つ。主にベトナム南部で食べられている。canh chua=酸っぱいスープ
・ガスパチョ トートマンプラー
甘みの中にピリッとしたスパイスがアクセントとなって癖になるおいしさ。
“ガスパチョ”とは・・・
スペインやポルトガルで食べられる冷製スープ。野菜などをすりつぶして作られる。
“トートマンプラー”とは・・・
魚を丸めて揚げたタイ料理。日本のさつま揚げに近い。
・coboto bakeryの自家製粉カンパーニュ
こだわりの材料で作るベーカリーのハード系のパン。自然な甘みともちもち食感が特徴です。
“coboto bakery”について
シンプルな材料で作るハード系のパン、リッチな材料をプラスして作るクロワッサンやデニッシュ、フルーツをふんだんに使ったパンなど、材料にこだわったベーカリーです。公式HP
・サバ モロヘイヤ 焼ナス
新鮮なモロヘイヤとデュカの食感、濃厚な味わいのタプナード、サバのリエットにいちじくとトマト、そして焼ナス。不思議な組み合わせですが、食べてみると一体感があり、どれも欠かせない食材のように感じます。
・淡路ハモと海老 ガンボ
ぷりぷりの海老とハモ、サクサクのオクラの食感がたのしい満足度の高い一品。
“ガンボ”とは・・・
ルイジアナ州の郷土料理。フランス語で「オクラ」を意味します。
・サワラ ピストゥと塩レモン
淡泊なサワラに爽やかなレモンソースがアクセントに。バジル風味のもち麦リゾットとも絶妙にマッチします。
“ピストゥ”とは・・・
フランスの代表的なソース。バジルやオリーブオイル、チーズなどで作られる。
・鴨 ドフィノワ ラケ
ハーブが香る鴨のラケに、万願寺とうがらしの苦みとシャドークイーンのホクホク感、ソースが混ざり合い、なんとも言えないおいしさ。シャドークイーンの鮮やかなパープルが彩りを添えてくれます。
“ドフィノワ”とは・・・
フランス南東部のじゃがいもを使った郷土料理。
“ラケ”とは・・・
日本の照り焼きのような調理法。はちみつにスパイスなどを混ぜてソースを作り、かけて焼く作業を何度も繰り返します。
・ベトナム風ぜんざいチェー
スッキリとしたミントアイスの上に、シュワシュワと刺激的な桃のソース。ココナッツミルクの中にタピオカと桃の果肉。さまざまな食感と味が共存しワクワクするデザートです。どの組み合わせで食べてみても新しいおいしさが広がり、思わず笑みがこぼれます。
・マーガオのマカロン
深煎りのコーヒーに、レモングラスの香りとピリッと辛みのあるマーガオ風味のマカロンが、ほっと落ち着かせてくれる食後にピッタリの組み合わせ。
“マーガオ”とは・・・
クスノキ科ハマビワ属の落葉小高木になる実をスパイスにしたもの。
まとめ【一品一品に心を躍らされるお店】
海外の郷土料理にスパイスやハーブをかけ合わせた、体験したことのないおもしろみのある一品に出会えるお店です。見た目から味が想像できないがゆえに、料理の説明に耳を傾けたくなります。そして、ひと口目には驚きと感動を与えてくれます。
お店の外に出ると、姫路城がきれいに見えるよ。歩いていける距離だから、姫路城観光の前後にもピッタリなお店!
※情報は、投稿者が訪れたときのものです。現在とは異なる場合があります。