海外旅行で食べすぎてしまったり、食べきれないほど注文してしまったり、ほとんどの人が経験しているのではないでしょうか?この『海外旅行で食べ過ぎる問題』に終止符を打ちましょう。原因を2つの視点から考察しました。結果“提供される量が多い”可能性をもとに、対策をご紹介します。
【原因】なぜ食べすぎるのか?
海外旅行に行って『一品一品の量が多い』『いつも通り注文したのに食べられなかった』という経験ありませんか?初めての海外旅行のとき、“朝ごはん” “昼ごはん” “おやつ” “コースディナー”と行くお店を決めていたら、高級ディナーがほぼ食べられずガッカリした思い出が・・・。
摂取カロリーから考える
他の国々と比較して、平均的な摂取カロリーに差があるか見ていきましょう。
【1日あたりの平均摂取カロリー】
第1位 アメリカ 3,911kcal/人
第2位 ベルギー 3,892kcal/人
第3位 アイルランド 3,861kcal/人世界平均 2,960kcal/人
参考・出典:Food and Agriculture Organization
日本人の平均的な1日の推定エネルギー必要量 約2,300kcal/人
身体活動レベル「ふつう(日常生活の内容が、座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合)」、18〜64歳の平均値
参考・出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
このようなデータから、日本人が考える1日分の食事量と、世界の国々の1日分の食事量には大きな差があるように感じます。つまり、普段から食べている量が違うのです。
体格から考える
世界の国々と、日本の体格差を比較してみます。
世界152カ国・地域の男性の平均身長 172.9cm
参考:「Nutritional and Socio-Economic Predictors of Adult Height in 152 World Populations」,Econ Hum Biol,37,100848 ,2020.2
世界149カ国・地域の女性の平均身長 160.4cm
世界平均成人体重 136.7lb(62kg)
参考:BMC Public Health,2012
北アメリカ 177.9lb(80.69kg)、
オセアニア 163.4lb(74.12kg)、
ヨーロッパ 156.1lb(70.8kg)、
日本男性の平均身長/平均体重 171.19cm/66.09kg
いずれも18歳以上50歳以下
日本女性の平均身長/平均体重 157.45cm/51.85kg
参考:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」
世界平均と日本を比べてみると、身長、体重ともにあまり差がありません。国単位で見てみると、北アメリカやオセアニア、ヨーロッパなどと体重に大きな差があることがわかります。体格からみても、やはり普段の食事量に差があるように感じます。
【結論】提供される食事量が多いことが推測できる
「摂取カロリー」「体格」の2つの視点から考察した結果、日本と世界の国々では普段から食べている食事の量に差があることが考えられます。普段、日本の飲食店で提供されている食事量は、概ね日本人の感覚に合わせて決められているでしょう。つまり、他の国々も“その国の感覚に合わせた量”になっているのです。海外旅行先で食べすぎてしまったと感じるのは、そもそも提供される量が多い可能性がありますね。
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【まとめ】量を調節して注文しよう
海外旅行先では、注文するメニューを“本当に食べたいもの”だけに絞りましょう。行きたいレストランや食べたいスイーツなど、つい食べる回数も増えてしまいがちです。前菜やサイドメニューは諦めて、メイン料理のみを注文する、セットメニューではなく単品で注文する、スイーツなどはシェアするなど、工夫次第で調整できることはたくさんあります。常温で日持ちする商品など検疫に引っかからないものなら、日本に持ち帰って食べるという選択肢も。
食べる量を工夫して、旅をたのしみましょう!
【TCP】年の差カップル’s ポイント
【TCP】年の差カップル’s ポイントとは・・・
年の差カップル歴10年以上のさくらんが過去の経験をもとに、“年の差カップルだから”気をつけたいこと、お互い快適に過ごすためのワンポイントアドバイスをお伝えします。年の差カップル以外の人にも役立てもらえると幸いです。
初めて海外旅行に一緒に行ったときは、ダリオもかっこつけて“前菜から順番にコース料理のような”注文をしていたけど、今思えば『ずっとおなかがいっぱいだった』のが1番の印象に残ってる(笑)
そうしないとカッコ悪いと思い込んでいたんだよ。今振り返ってみると、ほとんど残してしまって申し訳なかったな・・・。やっぱり無理なく食べられる量を注文したほうが気持ちいいね!